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デザイン 住宅に関するQ&A「URC工法についてご...」 | 株式会社ヴィーヴル

質問

URC工法についてご意見をください。
3年後にRC工法で自宅の建築を考えています。
H15年発行の雑誌「室内」の記事でURC工法のことを知りました。
ローコスト、耐用年数が100年。
記事掲載から5年を経過し工法への評価は?[メンテナンスフリー]H15年の雑誌発行時には、この工法での施工例が7軒とあります。
施工後のメンテナンスが低く抑えられるという話が魅力的なのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
[プランニングへの制約]また、養生ネットでコンクリートを打つという工法のため、壁面の形状が独特のようです。
この壁面の形状が屋内空間をデザインする際に制約が出てしまうのでしょうか。
[賃貸物件として]三層の最上階を賃貸物件として建築費の返済に充てたいのですが、独特のデザインは好みが分かれると思います。
このことは、賃貸料に影響するでしょうか。
また、住宅公庫から融資を受ける際に制限は生じないでしょうか。
・・・そもそも融資を受け建て建物の一部を賃貸にすることはできるのでしょうか。
[坪単価70万はローコストか]記事では、「外断熱」にした場合は坪単価70万円ほどと書かれています。
H15年の記事ですから、今現在は更にコストが抑えられている可能性もありますが、この額は一般的なRC工法と比較してどうなのでしょうか。
外断熱ですから、光熱費等がもコストの中に含めると長い目でみてローコストということなのでしょうか。
[3年後という選択]今現在、離島に勤務しており、東京に戻るのは3年後の予定です。
3年後に融資を受けて建築する場合、今後の金利上昇を考えると、返済金額は相当上がってしまうでしょうか。

投稿日時:2008/5/30 9:00

質問

URC工法というもの自体がある建築設計者が独自にそう呼んでるレベルであって、施工レベルで一般的な工法では全くありません。
ですので、私自身知識もあまりある訳ではありませんが、そう言ったものは同じ建築を設計するものとして面白いとは思いますが、一般的で無いので普通の設計者や施工者には受け入れがたいであろうとは言えます。
(つまりその設計者に頼めば実例もあるし可能かもしれませんが、技術的にも必ずしも確固たる実験等の裏づけや多くの施工実績が無い事によるリスクは高いといわざる負えないでしょう。
施工もリスクを取って手を上げる所は限られてくるはずです。
)それを前提に[メンテナンスフリー]あり得ない。
単に手入れしないだけでは?とも思われるw凸凹しているので本来は美観上もコンクリートの中性化などの観点からも普通に打つよりメンテが必要なはずである。
[プランニングへの制約]あるでしょうね。
壁が凸凹するわけで、そのままデザインにするなら良いけど、真っ直ぐしたいなら壁を別に立てる必要がある訳ですから。
ロスはでますね。
又、施工精度が確保しにくいでしょうから、壁の厚さが構造的に必要最低限の厚さでは納まらないはずなのでそういう意味のロスもあります。
[賃貸物件として]大きく影響するでしょう。
ただし、デザインさえ良ければプラス側になる可能性が高い。
特に大量の戸数を作るなら特殊なデザインはリスクが高いですが、小戸数なら変わってる方が入居率は高いのが普通です。
(ただし、居住環境があまりに悪いのは別ですが)住宅公庫(現在は金融公庫は無くなって金融支援機構ですが)から融資を受ける際に構造等の制限がありありますので、在来工法でない特殊な施工で果たしてそのスペックを満足出来るかはなんとも言えない。
不可能では無いとだけ書いておきます。
(制約はでます、確実に)融資を受け建て建物の一部を賃貸にすることはできるのでしょうかについては、原則可能なはずですが規模等制約があります。
又、小さな賃貸とかは駄目です。
ファミリー向けやバリアフリー(高齢者等)向けの基準があります。
[坪単価70万はローコストか]一概に言えませんがやや安いかなぐらい。
RCの構造部分だけでなく他のスペック等によって大きく変りますし、一般則が通用しない建築のようですから正直何とも言えない。
地域によっても5~10万さがあるのが普通ですし。
ただ、ローコストを積極的に歌うほどのローコストとは言えない気がします。
(坪80万円なら普通のRCで十分可能だし、賃貸マンショングレードならもう少し下げれるのが普通なので)外断熱は確かにある意味でRC造などの熱容量の高い構造方法では優れた方法ではありますが、逆に構造躯体が蓄熱してしまう為、短期での温度コントロールが難しくロスが出ます。
同じ断熱材厚さなら内でも外でも基本的に断熱力(熱抵抗率)は同じであり、ただ、躯体が蓄熱する性質がある為、それが熱放射となり長時間影響を与え易い環境となるだけです。
あまり開放的にすると、開口部からの熱ロスが大きいですし、外断熱自体が切れ切れで効果が劣ります。
実質、高温多湿の日本の住宅では中間期通風などを考えた場合、大きな開口も必要ですし、言うほどの効果は無い場合が多い。
(効果が無い訳では無い)又、HP写真などを見る限りRCで施工されたURC工法などは外断熱には見えません。
(高断熱と書いてあるし)外断熱方式の断熱材にはボード状のものと吹き付け系のものがありますが、ボード状では凸凹面には直接は施工出来ない為、吹き付け系ですが、これは外装用に吹き付け可能なものは存在するものの、耐久性や日本の防火規制をクリア出来ない為、表面に金属板などを施工する場合がほとんどです。
[3年後という選択]これは何とも言えない。
総合的に見て、無難な選択では無いと思いますが、建築設計者としてその資質や思想、作品等に引かれるのであれば一度お話されてから判断されれば良かろうと思います。
結構、面白いものになったりするかも知れませんし。
ただ、誰でもこの工法で出来る(やる)というものでは無いという事は前出の通り。

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